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Meta Quest Proを手放しMeta Quest 3を購入しました 2025.07.20 Meta Quest Proを手放しMeta Quest 3を購入しました
2022年末に購入し、過去に記事にもしたMeta Quest Proですが、この度手放しました。 手放した理由について 製品自体には特に大きな不満はありませんでした。2025年現在でも完全な上位互換モデルは登場しておらず、今でも現役で十分に使えるデバイスだと思います。 生産・販売終了と価格の高騰 Meta Quest Proは税込159,500円で販売されていましたが、現在は販売終了となり、公式ストアでは購入できません。販売終了から半年が経過した現在、フリマアプリなどではプレミア価格で取引されており、未開封品はおおよそ17〜19万円前後(7/9時点)で売買されているようです。 どこに需要があるのか 一部機能を除いて一応最上位機種であるMeta Quest 3が半額で購入できるのにどこに需要があるのかって話ですが、どうやらVRChatユーザーに需要がある模様。Meta Quest Proはアイトラッキングとフェイシャルトラッキング機能を標準で備えており、これらの機能はMeta Quest 3にはありません。Meta Quest 3に限らず「画質良し」「アイトラッキング」「フェイシャルトラッキング」を他のデバイスで実現しようと思うと、本体に加え更に周辺機器を購入する必要があり、結局Meta Quest Proよりも高くなってしまう事が多いようです。 ちなみに私はVRChatにはイベントでログインした程度で、ほとんど初心者です。そんな感じでVRChatユーザーが欲しがる機能は私には必要なかったのもあり、Meta Quest 3で良いかなって感じになりました。 保証とサポートの現状 購入から数年が経ち、私が使用しているMeta Quest Proの保証期間はすでに終了しています。Metaはそもそも有償修理のサービスを提供しておらず、保証期間内であれば本体交換に対応してくれますが、それを過ぎれば基本的に「壊れたら終わり」というスタンスです。 私が使っていた個体に関しては、今のところ故障の兆候などはありませんでしたが、周辺機器、とくにコントローラーは現在新品で6万円以上の価格が付いていたりと、今後のパーツ交換はかなり厳しくなると感じています。さらに、バッテリーは交換できない設計になっており、長期運用を考えると不安要素が多いです。 高価格帯の「Pro」モデルであるにもかかわらず、製品寿命やサポート体制が非常に短期的である点には不満を感じており、終売が早く、「プロフェッショナル向け」をうたうには、あまりにも"使い捨て感"が強いのが残念でした。 そんなわけで、自分では使いこなせていない機能と現在のプレミア価格・将来性などを考慮し、「新品のMeta Quest 3を購入してもお釣りがくる」という判断のもと、買い替えることにしました。 ちなみに、私はこのMeta Quest Proで過去に初期不良(起動後すぐ落ちる症状)とドット抜けのトラブルがあり、計2回の本体交換を受けています。現在、未開封品がフリマアプリなどに多数出回っていますが、購入を検討している方は、こうしたトラブルのリスクも頭に入れておいた方が良いと思います。 なお、国産のMeganeXのように、有償で修理に対応してくれるメーカーもあるようです(価格は高めのようですが…)。 最終レビュー 見た目の質感が圧倒的に良く、所有満足度は高い マットなブラックで高級感があり、デザインに関しては個人的にApple Vision Proよりも好みです。(持ってないけど)Meta Quest 3と比較しても圧倒的にこちらの方が良いですね。球体が浮いてるように見えなくもない、真後ろからの視点が好きです。 周辺機器が標準装備 Meta Quest 3では別売りの「エリートストラップ」「充電ドック」が最初から付属しています。Meta Quest 3でこれらの公式の周辺機器を買うと4万円ぐらい追加の予算が必要なため、そう考えると終売さえしていなければ悪くはない価格設定でしたね。まあ、私は値下げ前の最初期価格(22万)で買った負け組なんですが… おでこ対策 さきほど周辺機器は無くても良いと言いましたが、長時間使用しているとおでこが痛くなるため、何らかの対策は必要になるかもしれません。私のプレイスタイルでは長くても1時間ぐらいしか連続使用せず、我慢できる範囲だったのでそのまま使用していました。 なお、後頭部が出っ張っているのでエロ用途やVR睡眠にはあまり向いていません。 コントローラーはクソ 内部にカメラ3つとスナドラを搭載し死角がなくなったかのように思えたコントローラーですが、スポーツなど、ゲーム内容によっては普通にトラッキングロストします。個体差があるって記事を目にした事もあるのですがどうなんしょうかね。体感では、ベースステーション1.0を2つ設置した初代Viveコントローラーにも劣る印象です。このあたりはどうあがいてもLighthouse方式には勝てないのでしょうか…。 今はプレ値でさらに上がっていますが、定価でも4万円近くし、高いわりにはなんだかその価値を感じないデバイスでした。 また、グリップ部分は細かい網目のようになっており、手垢が溜まりやすく掃除がしづらいです。Meta Quest 3に付属のコントローラーにはこの網目はありません。布で拭き取るだけでは綺麗にならないので、新品の歯ブラシとクリーナーを使ってゴシゴシしました。 一度も使用しないスタイラスペン コントローラーのストラップ部分に装着し、ペンのように使用できるスタイラスペンが付属しているのですが、一度も使用しませんでした。 内蔵スピーカーの音質は悪くない デバイスを初めて起動したとき、「ようこそ」演出とスピーカーから流れる立体音響に感動しました。ただ、音は結構漏れるので使用環境によっては注意が必要です。 ケーブルの劣化 スピーカーと後頭部バッテリーの間のケーブルの皮膜が劣化により裂けてしまいました。HMDの取り外しで後頭部のダイヤルを回すうちに劣化してしまったようです。持ち運ぶためにコンパクトにする場合などに、ケーブルが直角に折れ曲がり負担がかかるような作りになっていると思います。実用上の支障はありませんが、見栄えが悪いですね。 Meta Quest 3 の開封と購入アイテムの紹介 今回購入したMeta Quest 3についてはすでに多くのレビューが出ており、タイミング的に今更感もあるので、今回は詳細なレビューは割愛します。 Meta Quest 3 買う前から分かってはいましたが、Meta Quest ProからMeta Quest 3への買い替えによる進化は、ほとんど感じませんでした。スペックにそこまで差がないってのはありますが、それ以上に前回のアップデート(Vive Pro → Meta Quest Pro)がかなり劇的だったからだと思います。2018年に購入したVive Proから、2022年のMeta Quest Proに移行したときは、まさにすべてが進化している感覚がありました。 ・解像度・画質の向上・音質の明確な向上・網目感(スクリーンドア効果)の軽減・PC接続前提からスタンドアロン型への転換 今回は感動するほどのインパクトはありませんでしたが、環境を刷新できたので良しとします。 ROOX Online 度付きレンズ 今回購入したアクセサリーの中で一番満足度が高かったのがこちら。ROOX Onlineというところで購入した度付きレンズです。お値段は送料込みで7,700円でした。 右目が乱視だったり、コンタクトレンズの処方箋の数値をそのまま入力したので、見え方に差異があるんじゃないかと不安があったのですが、全然問題ありませんでした。もちろん、顔の形や装着感には個人差があると思うので全員に当てはまるとは言い切れませんが… 取り付けに関しては、まずはレンズからマグネット式の土台パーツを取り外し、土台パーツを先に本体に取り付けます。取り付け位置が合っていれば、ほとんど力を入れなくても「カチッ」と音がしてスムーズに装着できます。土台には磁石が仕込まれており、レンズ部分は上から乗せるだけで装着完了。取り外しも簡単で、他の人とHMDを共有したい場合なども、レンズ部分だけをサッと取り替えることができる作りになっています。 正直、Meta Quest Pro使用時からもっと早く購入しておけば良かったと後悔しています。メガネがあっても問題なく使えてはいたものの、メガネのズレや装着時の小さなストレスから解放され、非常に快適になりました。また、メガネを使用していると気付かぬうちにメガネが干渉し小さな傷がついたりしてしまいますが、こちらはレンズ自体がHMD本体のレンズをカバーしてくれます。 別に今回購入したROOX Onlineじゃなくてどこのメーカーでも良いと思いますが、メガネユーザーは絶対にレンズを買った方が良いです。 KIWI design G4 Pro(コントローラーカバー) VRプレイ中に家具を殴ってしまうことがたびたびあったので、コントローラーカバーを別途導入しました。購入したのは、KIWI design製の「G4 Pro」というモデルです。KIWI designは、Meta Questシリーズ向けのサードパーティ製アクセサリを多く手がけており、それなりに人気のあるメーカーです。価格はやや高めでしたが、まあまあ良かったです。コントローラーすっぽ抜け防止にもなるし、使用中に手を開くことができるようになります。私はこのカバーを装着したことで、逆にストラップが邪魔に感じるようになったため、ストラップは外して使っています。唯一の難点は、付属の専用電池カバーを使う必要がある点。これにより、サードパーティ製の充電ドック対応バッテリーとは併用できません。 AMVR VR スタンド 今回は「充電ドックまではいらないかな」と思い、なんとなく購入したのがこのスタンドです。HMDやコントローラーを直置きしていると、インテリア的にどうにも見栄えが悪く、置き場に困ることもあって試しに導入してみました。 可もなく不可もなくといったところ。見た目は多少すっきりしますが材質はかなりプラスチッキーで、ペットの餌皿に見えなくも無い。別にこれでなくとも良かった。 デザインはMeta Quest Proの方が好みでしたが、ゲーミング用デバイスはなんとなく白で統一していたこともあり、一体感が出て満足してます。
AC+ソウルライクな「ドールズネスト」をプレイ 2025.05.09 AC+ソウルライクな「ドールズネスト」をプレイ
ニトロプラスの新作ゲーム「ドールズネスト」を購入しました。 ニトロプラスは手がけている作品のジャンルが多岐に渡り、人によって印象は様々かと思いますが、個人的にはエロゲの会社っていうイメージがあります。私が過去にプレイしたニトロプラス作品ってなんだっけなと思い返してみたのですが、「沙耶の唄」「装甲悪鬼村正」「君と彼女と彼女の恋。」「凍京NECRO」をプレイ済みでした。特別ニトロプラスのファンってわけでもないのですが、たびたび話題になる作品があり、それに引っ張られて購入した記憶があります。クリックで読み進めていく「ノベルゲーム」をメインとしつつも、3Dだったり特殊なシステムだったり驚くような仕掛けが用意されていたり、上にあげた作品はどれも印象に残っています。 そんなニトロプラスの新作「ドールズネスト」は一般向けのアーマードコアライクなアクションゲームとのこと。 どんなゲームか? 開発者のインタビューではアーマードコア5に影響を受けているとの事でした。Steamのレビューを見た限りでは「アーマードコア+ソウルシリーズ」という意見が圧倒的に多かったです。私自身はACシリーズは全作品ではないものの、初代から最新のAC6までそれなりに触っているのですが、ソウルシリーズは未プレイです。 アーマードコアっぽい要素 カスタマイズ要素 見た目が「美少女+メカ」だったり項目の名称は全く違いますが、アセンの組み方はACとだいたい一緒です。移動速度・装甲・各種耐性・エネルギー容量・ロックオンサイトの大きさや射程距離など、好みに合わせて調整します。ただ、後ほど説明しますがゲームシステム的に重量級のアセンは産廃になってます。 各項目に同一シリーズのアイテムが存在しており、揃えると統一感ある見た目になります。 (Avdraシリーズ。ミツバチっぽくて可愛いけど重すぎて使いにくい。) 素体のカスタマイズ 装甲だけでなく搭乗するプレイヤーもカスタマイズできます。「HUMANOID」とあるように人間ではないのです。 (パンツあり) キャラクターのグラフィックの質感はそんなに高くなく、この画面だけ見ると同人ゲームっぽさがあります。 操作性 操作に関してはACシリーズのいろんな要素を吸収している感じがします。移動・旋回・クイックブーストの操作感はまんまACですね。ブースターでの上昇に関しては制限があり、高度を維持することはできても、高度を上げ続けることはできません。AC5のような感じです。ただし、AC5にあった壁キックはありません。 弧を描くようにミサイルを避けたり、反復横跳びで弾丸をかわしたり、レイヴン時代に培った技術は本作でそのまま活かすことができます。 メインウェポン(腕武器LR)とサブウェポン(肩武器LR)で同時に武器を動かすことができます。肩武器はスナイパーキャノンなど構えが必要な武器もありますが、ACシリーズと違いどんな脚部でも構え状態で移動することができます。メインウェポンも2つ装備できますが、アキンボ(二丁拳銃)できるものと同時使用はできず切り替えが必要なものがあります。 AC6ではオートエイムができましたが、本作ではサイト内にターゲットを入れ続けないとロックオンできません。旧作寄りのエイムシステムです。 ブレードに関してもブレードホーミング(通称ブレホ)はありません。飛行する敵に当てるのはかなり難しいです。 ゲーム開始 UIについて ゲーム開始後、チュートリアルがスタートします。真ん中に見える六角形はロックオンサイトです。上部の3つのゲージは上から順にDP(体力)・BP(弾丸残量)・EP(エネルギー)です。 DPゲージに関してはゲージの端っこが青いですが、これはACでいうところのプライマルアーマーそのもので、この範囲であればバリア範囲内でダメージを無効化できます。EPに関してもACと同じで、EP残量がある間はブーストを吹かす事ができ、EPを使い切ると一定時間チャージ状態になります。ACと違う点としては、DP(弾丸の残量)に関しては全パーツで共通の残量を参照しており、腕武器だけを使用したとしても、残弾が無くなればブレードなど弾薬を使用しないものを除き全ての武器が使えなくなります。 あと重量過多でノロノロになるのもACと一緒ですね。 探索要素 チュートリアルを終え、最初に向かったのは「中央大洞穴」という場所。このエリアがこのゲームを好きになれるかどうかの一番のハードルだと思います。 ACのようにガレージからミッションを選択して出撃するのではなく、ぬるっと始まります。特になんの説明もなく、何を目的にすれば良いのかがこの時点ではわからず、とりあえず目に止まった敵を倒していきます。 MTのような無人兵器っぽいものを倒しますが、人型の主人公との違いはあるのだろうか… マップ上にはかなりの数のアイテムがあり、装備品に関してはほとんどがそこでしか手に入らないものになります。これらを回収しつつひたすら敵を倒していきます。 補給地点 マップ上には必ず1つこのような白い樹が生えており、このオブジェクトに触れる事でアセンを変更したり、後々別の拠点にワープしたり、補給することができます。ただこの「補給」がくせ者で、体力や残弾などが全回復しますが倒した敵も全てリスポーンします。つまりリスタートと同じですね。後から知ることになるのですが、中継地点などがあるので補給で全てが無駄になるわけではないものの、何もわからない最初のうちはこの補給でやらかしました。 サバイバル要素 ACと違うのは、とにかく1マップが非常に長い。迷路のように入り組んでおり普通に迷う上、マップ機能もありません。何をすればゴールなのかが分からないままひたすら探索します。このあたりの探索要素が「ソウルライク」と言われている部分だと思います。その上で、死ぬと全ての敵がリスポーンし白い樹の拠点から再スタートになります。 また、探索中にアイテムを使用する事ができ、体力や弾薬を回復することができますが、一度に持てる数に上限があるため、雑なプレイをしていると弾切れになります。 肩武器は全体的にどれも威力が高いものの燃費が悪い傾向があり、ミサイルやキャノンを連射しているとあっという間に枯渇します。腕に装備している武器をメインで攻略していく感じになると思います。 NPC 探索をしていると主人公と似たような装甲を装備したNPCと出会う事があります。主人公のことを「ニンフ」と呼びますが「レイヴン」的なものと考えて良いのだろうか。ちなみに攻撃をすると敵対状態になり、殺すこともできます。 ボス そんな感じで探索を続け、ようやくボスとご対面。探索中は環境音オンリーで寂しい感じでしたが、ここでボスBGMが流れます。 ボスを倒し「朽ちた育房」へ。ここを拠点とし、先ほどの「中央大洞穴」を含め各拠点へ出撃する形になります。 ちなみにここまで来るのに1〜2時間ぐらいかかった気がしています。もちろんスムーズに行けばこんなに時間はかからないのですが、初回プレイ故無駄な探索や、律儀に全部の敵を倒しながら進めていたのに、ミスによる死亡でやり直しになったり結構大変でした。重量級アセンが産廃と言いましたが、このように探索がメインのゲームで足が遅いのはシンプルにストレスで相性が非常に悪いです。ボス戦などスポットで使うには問題ないかもしれません。 カジュアルになりテンポ良く遊びやすくなったAC6をプレイした人が、ACっぽさを求めてこの作品を遊んだらギャップで倒れるかもしれません。無音で黙々と作業している感覚が強いです。Steamのレビュー欄でも散々言われていますが人を選ぶゲームだなぁと思いました。 そんなお前はどうなんだって話ですが すでに2周目のエンディングを終えて43時間も遊ぶぐらいには楽しんでます。いややりすぎだろ… 世界観・ストーリー 世界観は「ニーアオートマタ」っぽかったり「BLAME!」っぽかったりよくあるっちゃよくあるポストアポカリプスものって感じです。「炭素生物」と呼ばれている我々人類は絶滅しているようですね。 (あんなものを浮かべて喜ぶか、変態どもが!) 明らかにACオマージュのボスキャラも登場します。 拠点に居る串刺しになった首だけの生物「ネマ」さんの命令を聞き、各地を転々とします。敵に奪われたネマさんの体のパーツを回収するのが主人公の役割のようです。「どろろ」みたいですね。 見渡す限りコンクリートと鉄と謎の白い植物?ぐらいで、てっきり他の生命は絶滅したのかと思っていましたが、緑が残っている拠点もありました。 演出面は弱い ネマさんとの会話で大まかな目的は理解する事ができたのですが、ゲーム内でムービーパートやスチルなどは一切ありません。ただステージを攻略するだけではほとんど説明してくれず、自分から情報収集をしたり、アイテムの説明を見て想像したり、フラグを立ててNPCと会話をしないと、ストーリーの全貌みたいなものはまったく理解できないまま終わります。ぶっちゃけ1周目はボスを倒してなんとかなったのでヨシ!ぐらいの感想しかありませんでした…。 各地で出会うNPCは、カメラアングルを調整できないので豆粒みたいに小さく、見た目も特別感のないモブキャラみたいで、1周目時点では名前も記憶に残ってないぐらいでした。先ほども言ったようにスチルが無いのでゲーム的な演出は弱いです。 1周目を終えた時点で色々とネタバレを読み漁ったのですが、どうやらNPC関連のイベントが結構あるらしく、ほとんどフラグを立てずに素通りしていたようでした。 まとめ ACのようにカスタマイズした美少女でソウルライクな探索ができるゲームでした。ゲーム自体の難易度に関しては初見殺しの意地悪なトラップはあるものの、難しくはないです。敵の動き自体はよみやすく対処が簡単で、ボスに関してはちょっと物足りないですね。 全体的にかなり不親切で、自動セーブでフラグ関連のやり直しがきかなかったり、「次はここに行ってこうしなさい」といったガイドがなく、自分でちゃんと探索してねって感じで突き放してくるので、普通に進めていっても何かのフラグを見落とし行き詰まる可能性があります。今の時代はネットで調べればなんでも出てくるので大丈夫だとは思いますが、令和のゲームとは思えない不親切設計です。 そんな不親切なゲームで人を選びそうではあるものの、Steamの評価はやたらと高く私自身も先ほども書きましたが43時間遊んでおり、楽しかったです。 プレイの大半が探索で長ければ良いってものでも無いですが、これ2160円(ニトロ語呂合わせ)のゲームですからね…まだ、ニトロらしいエグいNPCイベントをやり残しているみたいなので、3周目の探索に乗り出そうかと思います。 おまけ アンリアルエンジンで開発されたゲームなのでUEVRでVR化できました。やり方に関しては過去記事をご覧ください。思いの外サクサク動いてUIだけ調整できれば普通に遊べそうな感じでした。コクピット視点にできれば楽しそう。 (※音が出ます) (※音が出ます)
Portal2にVRModを入れて遊ぶ 2023.09.22 Portal2にVRModを入れて遊ぶ
あの超名作パズルゲームがついにVR化(非公式)しました!個人的に思い入れのある作品なのでMod導入の方法などを記事にしてみました。 Modの導入 1.Modファイルをダウンロードする https://github.com/Gistix/portal2vr/releasesこちらのURLから最新バージョンの「Portal2vr.zip」をダウンロードし解凍します。初期バージョンは頻繁にクラッシュするので必ず最新バージョンを落としましょう。 2.ゲームフォルダにコピーする 先ほど解凍したディレクトリの中身を「steamapps / common / Portal 2」の中に展開します。 3.Steam側の設定 Steamライブラリ上の「Portal 2」を右クリックし、プロパティを選択します。起動オプションの項目に以下の記述をコピペしてください。 -insecure -window -novid +mat_motion_blur_percent_of_screen_max 0 +mat_queue_mode 0 +mat_vsync 0 +mat_antialias 0 +mat_grain_scale_override 0 -width 1280 -height 720 これでVR化の準備ができました。HMDとSteamVRを起動してHMD側でアプリが立ち上がれば成功です。 私の環境ではそのままでも大丈夫でしたが、「SteamVR使用中はデスクトップゲームシアターを使用する」はオフにした方が良いみたいです。 動作確認 無事VRで起動できました。日本語字幕が表示されませんが、大多数の人は散々遊びつくしたゲームだと思うので多分問題ないでしょう。 今回はQuest Pro + Oculus Link + SteamVRという環境でプレイしています。 右手にはポータルガンを持っており、ポータルの展開とオブジェクトを掴む操作は全て右手側のコントローラーに集約されています。ジャンプも右手で行います。 逆に左手側のコントローラーではしゃがみ動作とゲームメニューの表示ぐらいで、ゲーム中はあまり使用しません。コントローラーの配置的にしゃがみを誤爆しやすいです。 1時間ほど遊んでみましたが、フレームレートなどもちゃんと出ており、操作感など問題なさそうに感じます。 「酔い」に関してですが、天地が逆になるような置き方をしたポータルに関しては、強制的に視点がリセットされるようになっており、ぐるんと視界が回る動きが無くなっています。そのおかげか酔いは軽減されているように感じました。ただ、スライド移動やジャンプを多用するのでそもそもアクション的な動きが苦手な人はきついかもしれません。
VRデバイスとSteamVRゲー購入の遍歴 2023.01.09 VRデバイスとSteamVRゲー購入の遍歴
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 昨年の後半にQuest Proを購入したり、MeganeXとVIVE XR Eliteの発売が決まったり、CES2023で色々な新製品の発表を見たりしてワクワクしています。まあハードばかり出て肝心のソフトはいまだに全然足りてない状況なんですが… 最初の「VR元年」と呼ばれた2016年ごろに私もVRに興味を持ち始め、HTC VIVEを購入したのですが、今回は自分のハードやソフト購入(非R18作品)を振り返ってみることにしてみました。年末にやれば良かった感じもしますが、他に更新するようなネタもないため暇つぶしに見ていただければ幸いです。今回はいつも取り扱っているようなVRエロゲとはあまり関係のない記事です。 2016年 HTC VIVEを購入 「HTC VIVE」「Oculus Rift」「PSVR」発売の年で、「VR元年」と呼ばれていた2016年。初代VIVEの購入に関して、当時はまだ日本に代理店などもなく海外のHTC公式から直接購入しました。OculusではなくVIVEを選んだ理由は覚えていません。 購入した当時の外箱はすでに処分済みで、第2世代のVIVE PROを買った時の写真しか残ってなかったのですが、この黒くて大きい箱が初代VIVEです。 クローゼットから引っ張り出してきた初代VIVE。 こちらは初代VIVEコントローラー。購入してから6年も経っているのでバッテリーが死んでいます。充電済みでも30分で真っ赤に。 https://www.youtube.com/watch?v=Kg7gPiz8-SU 当時購入して一番最初に動かしたVRコンテンツが「SteamVRのチュートリアル」なのですが、初見の体験として一番印象に残っており今でもその感動のピークは超えられないですね。初見なので当たり前かもしれませんが。 初代VIVEは両眼の解像度が2160×1200で網目感がかなり酷く文字もぼやけており、今使うのはかなり厳しいと思いますが当時はこれでも未来を感じていました。 ここから2016年あたりにプレイしていた他のゲームも振り返ってみます。購入したゲームを振り返るだけで、一部はおすすめゲームではないのでご注意ください。 The Lab HTCとValveで共同開発して発売されたのがHTC VIVEですが、そのVIVEにバンドルされていたソフト「The Lab」はValve制作です。こちらのThe Labは当時かなり遊びました。というか他にゲームがなかった気がする。ロングボウのゲームが一番楽しかったです。ただのミニゲーム集なのですが、Portalなどを手掛けたValveの作品なので、ミニゲームひとつひとつのクオリティが高いです。無料で遊べるのでプレイしたことのない人には今でもおすすめ。 Job Simulator そう何度も繰り返してプレイするようなゲームじゃないけど、非常によくできた作品で、VR機器を購入したなら一度はプレイしてみてほしいコンテンツ。確か日本語字幕はなかったはずですが、UIが本当に優秀でなんとなくで進行できます。 theBlu 深海鑑賞ゲー。映像は美しいけれどもゲーム要素はなくただ鑑賞するだけの作品で、数回起動したらもうやらなくなるタイプのゲームです。VRをやったことのない知り合いに布教したり、決してエロではなく健全なゲームをやっているんだというアピールには使えそう。 Holopoint 敵の攻撃を回避しながらこちらも弓で反撃するウェーブシューターゲーム。この手のシューターゲームは今となっては他にいくらでもありますが、このゲームが他と違う点としては、敵が放つ遠距離攻撃の速度がかなり速く、チャージ音で攻撃が飛んでくるタイミングを予想しながら、それまでに矢を当てて倒すか、難しそうであれば本気で回避行動を取らないといけないゲームです。WAVE序盤は敵の数が少ないため確実に対処できますが、後半になるにつれ処理仕切れなかった敵で渋滞を起こし、ずっと回避しながら攻撃の隙を狙うゲームになります。15分も続くと汗だくになります。あと、いつの間にか接近していた敵に気がつかず、振り向いた時に斬られ物凄く野太い声を出しながらビビったのを覚えています。背後から襲われたらこんな情けない声が出るんだなって初めて知りました。現実世界では後ろから人に斬られる体験なんてまず無いですからね…。 HoloBall 映画「TRON」に出てきそうな世界観のスカッシュゲーム。テニスのような感覚で飛んできたボールを打ち返します。ただ、体感2・3メートル近い巨大なゴールを背に守っているにもかかわらず、CPUが打ち返してきたボールは自分が届く範囲の高さにしか飛んで来ないという、VRスポーツゲームを実現するための縛りというか課題みたいなものも感じました… A-10 VR 特に面白みのないガンシューティングゲーム。この時期のVRゲームは遊べるソフトがほとんど存在せず、商業ゲームなんかは全く無いような状態だったので、Steamに毎日張り付いてVR対応のインディーゲームが出たらとりあえず試してみようと色々購入していた覚えがあります。今だったら絶対買わないようなゲーム。 以降、同じようなガンシューティングやゾンビシューターが立て続けに登場して、海外プレイヤーのレビュー内容も「またシューティングか」「もうゾンビはいいよ」みたいなアンチシューターゲーのレビューで荒れていました。 Fruit Ninja VR フルーツを斬ってスコアを稼ぐゲーム。つまらないとまでは言わないけど30分も遊べばもう十分。VIVE発売当初はこのようなミニゲームしか無かったです。 Vanishing Realms™ 皆がガンシューティングにうんざりしている頃に登場した本格的なファンタジー世界のアクションゲーム。剣や盾を駆使した戦いが新鮮な体験で非常に楽しかったです。購入当時はアーリーアクセスでボリュームもそんなになかったのですが、いつの間にか正式リリースしていますね。 ADR1FT 非現実といえばやっぱり宇宙を体験してみたいなと非常に楽しみにしていた作品だったのですが、プレイして10分もしないうちに脂汗が滲み出てしまい、酔いが酷すぎてまともにプレイできませんでした。トラウマゲー。 Mars Odyssey 火星に行くゲームというよりは教育用ソフト?途中で寝落ちしてしまったのは覚えています。 The Cubicle. ゲームというよりはアート的な作品。そこまで直接的ではないちょっとしたホラー要素があります。たった5分で終わるコンテンツですが印象に残っています。無料でさくっと終わるのでおすすめ。 Surge こちらもアート作品。VRミュージックビデオって感じでしょうか。無料です。 Raw Data SFな世界観で剣や銃を使用するウェーブシューター。複数のプレイヤーとマッチングして対戦することもできます。今でこそありふれていますが、当時はこういったゲームが全くなかったので話題になりました。私も当時プレイしていましたが、海外の子供の声が聞こえてきたり、中国語が聞こえてきたりとボイチャがなかなかカオスで楽しかったです。現在は流石にマッチングしないかも。 Eleven Table Tennis 定番卓球ゲー。初見で遊んだ際に、とても軽い卓球の球をラケットで打ち返すあの感覚がViveコントローラーで再現されていて感動しました。現在もアップデートされ続けており人気の作品です。個人的にはPCを必要とするSteam版を購入するよりも、Meta Quest2などのスタンドアロン版がおすすめ。私は在宅で引きこもって仕事をしているのですが、たまに仕事の合間の息抜きにプレイしています。 The Brookhaven Experiment 定番のゾンビシューターゲーム。言ってしまえばゾンビを銃で殺すだけのゲームで、ゾンビの登場方法もワンパターンなのでホラー要素は薄いです。他のゲームと違ってストーリー要素が充実しており、自分以外にもNPCプレイヤーが存在するので、映画の主人公になったかのような感覚で楽しめました。確か5時間〜10時間ぐらいのボリューム感だったとは思いますが、エンディングまでプレイ済みで印象に残っています。 TEOT - The End OF Tomorrow 購入履歴にはあるものの全然覚えてなかったのでなんだっけと見直してみましたが、これもいわゆるゾンビシューターゲーですね。未完成のデモ作品で10分程度で終わってしまいます。PVを見る限りは大作感があってなんかすげえ!って感じがしますが、6年後の現在の状況を確認してみたところアップデートもなく、完成せずに終わってしまったようです。 Blue Effect VR 謎のメカと戦うSF感のあるホラーウェーブシューター。数あるホラーもの・ウェーブシューターの中でこちらの作品はおすすめ。常に真っ暗でボールを投げて光源を発生させるという特殊なギミックがあるのと、敵の物音だけは聞こえるので、常にハラハラさせられる臨場感がヤバいです。数あるウェーブシューターの中では世界観のセンスが全体的に良い。 Richie's Plank Experience ビルが立ち並ぶ都市の中を飛び回れるゲーム。高所から飛び降りることもできます。ちょうど「The Walk」っていう映画を見たタイミングで買ったような覚えがある。自分はこのゲームでは全然タマヒュンできなかった。 Guided Meditation VR 様々な世界で瞑想するゲーム。映像は綺麗でした。 Serious Sam VR: The Last Hope あの有名なシリアスサムのVRバージョン。定点ウェーブシューターです。シリサムらしいわちゃわちゃ感と豊富な武器で楽しかったです。結構な時間遊びました。 Sword Master VR 剣で戦うシンプルなゲーム。グラフィックがしょぼいですが内容は良いです。速度が乗ってないと全然ダメージが出なかったり、甲冑の隙間を狙わないと攻撃が通らなかったりなど判定が割としっかりしていて面白い。武器の種類もたくさんあり、レイピアだったら突き刺すように攻撃する必要があったりと、武器ごとの特性もあり、ステージクリアごとにアンロックされていくのもモチベーションになりました。また、1vs複数がいかに難しいかをこのゲームで知りました。現実はキリト君のようにはいかないです。この作品も結構汗をかきます。 The Thrill of the Fight - VR Boxing 説明不要なボクシングゲー。速度が乗らないとダメージが通らないので、本気で拳を振る必要があり汗だくになります。体を動かしたい時は今でもたまに起動する良作。 Lunar Stone: Origin of Blood 定点ガンシューティングゲーム。一応ストーリー要素がありちょっとエッチなお姉さんと一緒に敵を倒します。スクワットするかのように体を動かすと回避状態となり、一瞬の間だけ無敵になります。全体のボリューム自体はかなり少ないのですが、ラスボスがなかなか良い難易度でクリアするのに苦労しました。スクワットのしすぎで汗だくになります。 Arizona Sunshine® こちらは有名な作品ですね。数あるゾンビシューターの1つですが他作品と大きく違うのは、探索やストーリー要素が充実しているところ。エンディングまでプレイしました。 Vertigo 銃やブレードを使い敵を倒し、ギミックを解きながら進んでいくアドベンチャーゲーム。作者がhalf-lifeに影響を受けているようで、所々リスペクトしたと思われる要素があります。ボリュームは8〜10時間ほど。現在はVertigo Remasteredと名前を変え演出やアセットのクオリティが上がっています。以前からの購入者はそのまま遊べます。今年続編が発売するらしい。 Sairento VR VRハクスラアクションゲーム。サイバーパンク+ニンジャというコテコテの世界でキャラを強化していくゲームです。飛び回ったりスローモーションで動きながら敵を倒したりとアクロバティックな戦い方ができますが、酔う人も多いみたいです。 Portal Stories: VR Portalの世界観をVRで体験できる非公式作品。無料ですがModという扱いなので動作にはPortal2が必要となります。さすがに原作のように飛び回ったり無限落下はせず、酔いにやさしい作りになっています。 Elite Dangerous 宇宙探索ゲー。デスクトップ用のゲームをほぼ完璧な形でVR化できた数少ないゲームだと思います。格納庫に収納される様子を船内からVRを通して初めて眺めた時は圧巻でした。HMDを装着すると自分の愛機に乗り込んだような感覚があって楽しい。ゲーム自体は日本語非対応だったり、ゲーム内容がそもそも万人受けする内容じゃなく、おすすめはしづらいですが刺さる人にはとことん刺さるゲーム。 2017年 ここからは2017年です。購入履歴を見た感じこのあたりから目が肥えてきたのか、変なインディーゲーにはあまり手を出さなくなりました。 初代VIVE Trackerを購入 VIVE用の周辺機器「VIVE Tracker」を3つ購入しました。両足と腰のトラッキングを試してみたかったからです。Unity上でサッカーボールを蹴るようなアプリは簡単に作る事ができたのですが、それ以上何かに生かせなかったのでフリマに放出しました。VRChatでの需要は高く、そこそこ良い値段で売れました。 Hot Dogs, Horseshoes & Hand Grenades VRゲームでTOP10以内には入るんじゃないかってぐらい売れてる銃のシミュレーター。絵やゲーム制作などの資料として購入しても良いゲームです。 John Wick Chronicles ちょうど映画「ジョン・ウィック チャプター2」の放映が始まるあたりに発売されたプロモーション的なゲーム。定点ガンシューティングで難易度もそこそこあります。映画自体が好きであれば楽しめると思う。犬は出てこない。 TITAN SLAYER コロプラがまだVRに力を入れていた頃のアクションゲーム。個人的にはあまり刺さらなかった。コロプラ内に今もVRの部署はあるんでしょうかね…? 乖離性ミリオンアーサー VR ソーシャルゲーム「乖離性ミリオンアーサー」のVRコンテンツ。原作をやっておらずなんとなくで買ってしまったため内容に関してはよくわかりませんでした。ファン向けのコンテンツですね。原作の方の「乖離性ミリオンアーサー」は2020年でサービス終了していたということを、この記事を書いている最中に初めて知りました。 Airtone リズムゲーム。これは正直刺さらなかったのであまり記憶にない。 Hop Step Sing!『キセキ的Shining!』 見るアイドルコンテンツ。現在もプロジェクトは続いているみたいですがなかなか苦労してそうですね。声優が演じるアイドルよりもアバターを被った配信者の方がみんな好きみたい。 Rez Infinite PS4の時限独占タイトルでしばらく経ってからSteamでも販売が開始したタイトルですね。評価は高いですが正直自分にはあまり刺さらなかった。 Gal*Gun VR みんな大好きぎゃるがんのVR版。内容的にVRとの相性の良さは抜群。後にぎゃるがん2のVR用DLCが発売したのでそちらの方がおすすめです。 Archangel™: Hellfire - Enlist FREE ロボゲー。コクピット視点でロボットを操縦できます。こういうゲームはVR用のコントローラーでプレイしてもイマイチなので、椅子に座って専用のコントローラーを使用してプレイしたい。 VR Dungeon Knight ダンジョン探索アクションゲーム。ちょろっと触って止めてしまった。あまり覚えておらず。 Water Planet 雰囲気ゲー。こういう世界観が好きで衝動買いしたものの、あまり面白くはない。 OVERTURN VRアクションゲーム。ヒロインの女の子と一緒にステージを攻略していきます。いつかやろうと思って積んだままはや5年。 PAYDAY2 説明不要の銀行強盗ゲー。VRに対応してから初めて手を出しました。VRだけで130時間ぐらい遊んでます。PAYDAY3が2023年に出るらしいですね!本当か…?! 2018年 HTC VIVE PROを購入 2018年はVIVE Proが発売した年で、秋葉原まで試遊しにいった覚えがあります。VIVEに比べ網目感(スクリーンドア)がだいぶ軽減され、解像度が上がったことで文字もくっきり読めるようになりました。なかなかバランスが良く比較的評判の良いHMDだと思いますが、付属スピーカーの音質だけは残念でした。あとはイヤーパッドが合皮なので1年ほどでボロボロになります。 HMD選びで悩んでいる人がいて、もしフルセットが中古でQuest2よりも安く買えるのであれば、Quest3だったりValveの新型までの繋ぎに良いかもしれません。ただ発売から5年近く経っているので、イヤーパッドの他にケーブル類などが傷んでいる可能性もありますが。 Sprint Vector 他のプレイヤーとマッチングし順位を競うVR版腕振りマリオカート。RawDataを制作した会社の作品です。走り方がよくわからずチュートリアルで止めてしまったゲーム。 FORM 説明しづらい独特の世界観のパズルゲーム。没入感が高く、なんかよく分からないけど引き込まれます。内容はパズルゲームですが、1時間程でクリアできてしまう上リプレイ性もなく、1,500円という価格を時間だけで換算してしまうと高い気はしますが、ゲームの体験としては非常に印象的で好きなゲームです。1回きりのアトラクションだと思ってプレイしてみてほしいです。 Apex Construct 何かが起こり荒廃した世界で、弓矢を扱い謎のメカを倒すストーリー有りの探索アクションゲーム。世界観が好みで最後までプレイしました。10時間ぐらい。某バトロワゲーが流行った時に間違えて購入され、腹いせに低評価を押されまくるという悲しい事件がありましたが、普通に面白いゲームです。 Budget Cuts こちらは人気のある作品でプレイした事がある人も多いんじゃないかと思うステルスアクションゲーム。割とプレイしていたのですが最後のとある部分がクリアできずじまいになっています。 ぎゃる☆がん2 みんな大好きぎゃるがん。VRで遊ぶには別途DLCの購入が必要となります。 Beat Saber 説明不要でVRで一番売れているであろう作品。こうやって色々な作品と見比べてみると売り上げというかレビュー数の飛び抜け方がすさまじいですね。 2019年 2019年以降はあまり新作を購入せず、Beat Saberだったり過去に購入した製品を遊び続けていたみたいです。 Swords of Gargantua 絶賛するレビューを目にして買ってみたものの自分には刺さらず積みゲーに。プレイしないままいつの間にやらサービス終了していたみたいです。 No Man's Sky 宇宙探索ゲー。もともとはデスクトップ用のゲームですがVRにも対応しました。セールで購入したものの、無限に時間が溶けるタイプのゲームなのでなかなか手を出せずにいます。 BONEWORKS 物理周りにこだわったアクションゲーム。移動がスライド移動のみでジャンプなどのアクションも必要とするため、訓練されたVR戦士以外は酔い止め必須です。酔いが辛かったのですがそれでもゲーム自体は面白く、なんとかエンディングまでプレイしました。 2020年 2019年はValve Index発売の年で年末には日本でも取り扱いが始まり、翌年の2020年にIndexのコントローラーだけ入手しました。このコントローラーの売りである5本指のトラッキングは、自分の環境では正直なところ生かす機会がなく持て余してしまっています。ただし今まで使っていたVIVEコントローラーと比較してみると、握る箇所がかなり細くなっていて力を込めやすく、Beat Saberのように頻繁に振り回すゲームは非常にプレイしやすくなりました。VIVEコントローラーだとすっぽ抜けて投げてしまうことがありましたが、そういった事故も減りました。 Half-Life: Alyx Half-Lifeシリーズの正当な続編。Indexコントローラーにバンドルされていたタイトルです。文句なしに面白いですがホラー要素がかなり強い。ジェフ君のチャプターで何度投げ出そうかと思ったことやら。 縦笛なめなめVR 2020年にプレイした新作が「Alyx」と「縦笛なめなめ」だけという温度差。VRゲーよりもサイバーパンクとかオフゲーにハマっていたような気がします。こちらの作品は配信者がプレイする一発ネタとしては良いかもしれませんが、ゲームの内容はしょうもなく1,000円払う価値はないです。 2021年 STAR WARS™: Squadrons VRに対応しているためセール中に確保したものの、そのまま積んでいる作品。 VR Skater VRスケボーゲーム。といっても足にトラッカーをつけるわけではなく、手の動きだけでスケボー感を演出しています。さすがに現実のスケボーとは違うでしょうがゲームとして見ればそこそこ面白い。意外と酔わなかったゲーム。 2022年 Quest Proを購入 最近別の記事でも書きましたがQuest Proを購入しました。値段以外は概ね満足しており現在のメイン機です。「アウトサイドイン方式」のケーブル地獄から解放され、配線をスッキリできたのが一番うれしかったですね。とはいえVIVE PRO自体は検証用や予備として残しておこうと思っています。 SUMMER VACATION VR こんなゲームもありましたね…。恐ろしいスピード感で配信停止となり、公式サイトも消滅しました。おそらく会社も解散…? BONELAB BONEWORKSの続編。VR歴6年ともなれば酔い耐性もついたかなと思いきや、そんなことはなく無理でした…休憩を挟みながら少しずつ進めようかと思ってます。 まとめ ダラダラと長くなってしまいました。ここに書いたものが全ての作品というわけではないのですが、購入本数は年々減っておりVRゲーム自体の興味は薄れつつあります…。なんか面白いタイトル出ないかな。
Meta Quest Proを初日購入したものの、初期不良で交換するまでのまとめ 2022.10.26 Meta Quest Proを初日購入したものの、初期不良で交換するまでのまとめ
購入までのトラブル Meta公式ストアでの購入 10月12日にMeta社のメタバース関連カンファレンス「MetaConnect」が開催となり、その配信の中でMeta Quest Proの具体的な発売日が発表されました。発表が始まるタイミングですぐに公式ショップから予約購入できるようになり、当日の深夜3時ぐらいだったと思いますが勢いで購入してしまいました。 強制キャンセル しかし翌朝にはこのようなメールが… - 指定された配送先住所へは現在デバイスを配送しておりません- 支払い方法を処理できませんでした。 注文を一方的にキャンセルされてしまいました。クレジットカードの上限には引っかかっていないし、辺境の地に住んでいるというわけでもなく、住所自体も英語表記で入力してあり問題ないはず…。 「Meta Quest Pro」の強制キャンセル報告相次ぐ 日本法人は「調査中」とコメントTwitterを調べたところ自分以外にもキャンセル報告がちらほらあり、あまりに数が多いらしくニュース記事にもなっていました。 どうやら今回Quest Proの発売で数が多く話題になっただけで、過去にもMeta公式のショップを利用して同じようなトラブルに見舞われた人のブログもあり、おそらくサイト側の問題で全然改善されないまま今まで放置されてきたような感じがしています。 その後サポートに問い合わせるも「混み合ってるから後で連絡するわ!」という返事だけで、その後返事がこないまま数日経過… 決済エラーから一週間後 【お知らせ】Meta Quest Proを事前予約された一部の方の注文が誤ってキャンセルされていたことを確認し、該当する方にメールでご案内をお送りしました。お手数ですが注文時に登録された連絡先メールアドレスの受信トレイをご確認ください。この度はご心配をおかけいたしました。— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) October 20, 2022 一週間後「Meta Quest Japan」からこのようなツイートがされるも、私のメールにはこの時点でなんの連絡も来ていません。 一応このタイミングで公式サイトが直ったとの事で、連絡を待たずして再度購入してみましたが今度は決済ステータスが「保留中」に。クレジットカードが不正利用を誤検知してしまったみたいなので、カード会社に連絡してしばらく通すように設定してもらいました。正直この時点での様々なトラブルシューティングの対応でQuest Proへのモチベがダダ下がりしてしまい、今度こそダメなら購入は諦めようかと思っていましたが…再度同じカード情報を登録しようやく決済完了となりました。 これからMeta公式サイトでの購入を考えている方は、事前にカード会社に連絡を通しておいた方がスムーズかもしれません。ちなみにPayPal決済の場合も問題があり、桁ミスで「2268万円」の請求が来てしまう状態だったらしいです。(現在は解消された模様)メタバースとかよりもまず普通に購入できるECサイトを用意してほしいですね…! 最初に問い合わせていたサポートの返信は、発送が完了したあたりで戻ってきました…。 という事で開封 愚痴から始まってしまいすみません、ここからようやく開封です。 大型のダンボールが届くのかと身構えていましたが、ちょうどサイドテーブルに乗っかるぐらいのコンパクトなサイズ感。 (初代VIVEとVIVEPro) VIVEシリーズはどんな感じだったっけと過去の写真を見返してみたのですが、ベースステーションが付属しているとは言えデカい。HMD単体のアップグレードキットだと大きさにそこまで差はないですね。 外箱を開封! シュリンクを剥がすためのペリペリがついていました。 背面。 同梱物一覧。 ケースから引き出します。ピッタリ収まっていてなかなか引き出せない。内側にもロゴがありました。 ぱっと見た感じ靴が入ってそうな箱。 それでは開封していきます。新しいガジェットを買ったときに一番ワクワクするタイミング。 おおお!みっちり詰まってる。 小物から開封していきます。 ACアダプタやケーブル類でした。 鏡面仕上げのような感じでやたらテカテカしてるACアダプター。出力は45W。 コントローラー充電用のUSBケーブル。MagSafeのように磁石で吸着するようになっており、接続部分は独自の規格なので市販のUSBケーブルでは代用できません。1つしか入ってないけど基本ドックで充電すると思うので外出用でしょうか。 ドック充電などにも使用するUSBケーブル。最近よく見る編み込み式のタイプじゃなくてごく普通な感じです。 説明書とクリーニング用のクロス。これで小箱の中身は終わりです。 保護カバー。HMDの前面は傷つきやすいので、使わない時や持ち運ぶ際にこちらで保護します。 スタイラスペン先。こちらをコントローラーに接続することでペンのように使用できます。確実に無くしそう。 遮光ブロッカー。VR用途で使用する際にHMDの左右から光が入ってしまうのを防ぐために取り付けるものです。ちなみにこれでも完全に遮光することはできず、完全に防ぎたいなら別売りの「フル遮光ブロッカー」(6,820円)というものが必要らしいです。 充電ドック。コントローラー2つとHMDを同時に充電できるようです。サードパーティ製の充電ドックを買う必要がないのは良い。 こちらがスナドラ搭載のコントローラ。 この3箇所がカメラだと思われます。 重さはストラップ込みの単体でだいたい167gでした。Proコンの重さが435gというリーク情報が流れ、重すぎだろと叩かれていましたがこれは間違いっぽいですね。足してもそんな数値にはならないです。正確な情報を公式サイトに載せないMetaが悪い。 こちらが本体です。マットな質感で高級感がありますが触れる場所によっては指紋やホコリがちょっと目立つ。 後ろ側にはMetaロゴ。後ろから見た時のシルエットがスリムで美しいですね。 後ろのダイヤルで締め付け具合を調整することができます。前方側のダイヤルではレンズの奥行きを調整できます。相当大きいメガネを掛けない限りは問題なさそうな感じです。 瞳孔間距離はレンズの外側の部分を掴んでスムーズに調整することができます。無段階調整できるので快適ですね。 装着感について 一般的な他のHMDは頭全体を覆って重量を分散させるような作りになっていますが、Meta Quest Proは写真を見てもわかるように、おでこと後頭部だけで支えるような作りになっています。初めて装着した感想としては、なかなか快適で頭を揺らしてもずれ落ちることもなく、かなり良いじゃん!と思っていたのですが、30分ほど経過したところでおでこに痛みを感じるようになりました。1時間も装着しているとおでこの表面なのか頭痛なのかが分からないぐらいの痛みを感じるようになりました。耐えきれずHMDを外したところ、おでこにくっきりとNIKEのロゴを逆にしたかのような赤いラインができていました。 もともとProは業務向けとのことで、開発時に手軽につけ外したりイベントなどでの使用を想定していて、ゲームなどで長時間つけっぱなしにすることを想定していないのかもしれません。頭頂部は干渉しないので髪型が潰されてしまうこともなく、体験会的なイベントでの使用は確かにこの形の方が良さそうな気がします。 もちろん個人差はあるのかもしれませんが、長時間の使用はかなりつらいので対策を考えないといけないですね。 製品の不良が発覚 + 交換までの流れに関して ここまではまだ実機を起動せずにワクワクで写真を撮影していたのですが、いざ試してみようと思ったら何かがおかしい。何度電源ボタンを押してもMetaロゴ以降は画面が真っ暗でなにも映りません。 不具合の内容 HMD左側にある電源ボタンを押しても画面が真っ暗のまま先に進まない。 サポートに問い合わせ 26日にサポートに問い合わせ、翌日には「混み合っているので少々時間がかかる」という返信だけ届きました。その後4日後に具体的な検証方法などのメールが届きました。 サポートに言われて試した事 充電をしながらの使用で高温状態の場合は不具合が出る可能性がある → そもそも起動ができないフル充電した上で起動 → 緑色のランプが点灯し充電完了 → 電源を押してもやっぱり画面は映らない電源ボタン長押しで電源を落とし、再起動 → Metaロゴは表示されるもののその後はやはり真っ暗「電源ボタンと音量(-)ボタン」を長押しし、メニューから「出荷時設定にリセット」を試してみる → やはりダメ サポートに言われるまでもなく一通り試していたのですが、あらためて試してみてもやはりダメでした。 HMDのボタンを押した時に音が鳴ったり、電池のアイコンが画面上に表示されるので、おそらくハード自体は動作しているけどOSが壊れているような感じなのかと予想しています。「電源ボタンと音量(-)ボタン」ボタンを長押しで表示されるメニューもBiosのメニューのようなものなのかな。 サポートとやりとりをし、Quest Pro一式を送ることに その後サポートから「返送用のラベルと書類」をメールで送ってもらい、集荷を頼んで香港まで送り返す事に。費用は先方持ちなので良いのですが、書類を印刷したりFedExへの連絡は自分でやらないといけないので手間です。 FedExに直接電話で問い合わせMeta側で発行してもらった番号を伝え、集荷の依頼をします。またFedExからメールで届いたPDFとMetaから箱に貼ってほしいと言われた用紙を印刷して貼り付けます。 交換品が届くまでの日数 返品した製品が11/9には香港まで届き、調査を終えて交換品が手元に届いたのは17日でした。調査には最長で14営業日かかると言われましたが、思いの外早くて助かった。 結局やりとりだったり検証だったり諸々含めて3週間ぐらいかかりましたね。ひとまず解決して良かったです。 2度目の交換 新品の交換品が届き、動作など問題なくしばらく使用していましたが、今度は右目の真ん中にドット抜けが1点ある事に気がつきました。 液晶モニターなど少ないドット抜けに関しては故障扱いにはならず対応してくれないメーカーもありますが、Meta Questはサポートの項目にもあるように、ドット抜けに関しても不具合と認めて対応してくれるみたいです。23万の製品で我慢して使うのも勿体無いので、再度交換してもらう形に。 追記:フル遮光ブロッカーを買ってみた 値段が6,820円とかなり割高な印象ですが、こちらは正直失敗でした。 中に磁石が入っておりHMD側への取り付け・取り外しは簡単なのですが、メガネユーザーの場合は頭に被る際に左右のゴムがメガネに干渉するので調整に苦労します。無理やり押し込むとメガネがズレてマスオさんのメガネみたいな状態になり、これを解決するにはあらかじめHMD側にメガネを仕込んでおくのが良さそうですが、レンズに傷がつきそうでこの方法はあまりやりたくありません。 また、フル遮光といっても鼻のあたりからガッツリ光が入り込みます。鼻の高さなど個人差はあるかもしれませんが7000円近く払う価値はなかったですね。
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